ダイビル

歴史ある近代建築が大好きです。
わかりやすく言うと東京駅みたいな。
特に明治・大正・昭和初期の建物が大好きでして
旅行先などでそんな建築物をめぐります。
古い煉瓦などを撫でてはﾊｧﾊｧする変質者です。


そんなわけで、8月に行った大阪でも例に漏れず行ってきました
取材の名の下の　『萌えビル巡り』。

中でも、中之島にある、「ダイビル 本館」。
著名な建築家数名が携わり、ネオロマネスク方式にて大正15年に建てられました。
しかし老朽化のため2010年春には取り壊されてしまうそうで
無くなる前に見に行かなければ！と見学へ。





ダイビル本館。
フレームインしてるのは友達（笑）

つづきにダイビル写真をいくつか。

画像クリックで大きくなります。




正面玄関の上部。
わざとらしいほどの浪漫漂う彫刻。
この装飾の美しさには鼻血が出そう…





窓枠の汚れ方がたまらん…！





…ガーゴイル…？と思ったら
鷲の足と羽の装飾。





1階エントランス。
まるでホテルです。





外の柱の装飾にうさぎハッケーン！！
激写しまくるやなもと。
「本気出してる（笑）」と笑う友人達。


色々な店舗や会社が入っていたオフィスビルなのですが
ほとんどの部屋はすでに空き室になっていました。
ビルの掲示板には入っていたテナントの店舗移動のおしらせや
「長年の御愛顧ありがとうございました」の文字。
初めて訪れた場所だけどちょっとさみしくなりました。

彫刻は保存される予定とのことですが
時代の流れと共に、このような文化財が消えていってしまうのは悲しいですね。